ホーム > 偏頭痛のあれこれ > 偏頭痛ってなに?
頭痛の種類
頭痛はその原因によって、「慢性頭痛」と「急性頭痛」に分けられます。
慢性頭痛
繰り返し起こる強い頭痛に悩まされるものの、はっきりした原因や異常がみつからない頭痛です。片頭痛もこの1つとされ、他に「緊張型頭痛」や「群発頭痛」があります。
偏頭痛 | 頭の片側または両側が脈打つようにズキズキと痛む病気です。吐き気がしたり、光をまぶしく感じたり、音に敏感になるなどの症状を伴います。 |
緊張型頭痛 | 頭部の緊張や精神的ストレスによって生じる頭痛です。頭全体がギューッと締め付けられるような痛みを伴います。 |
群発頭痛 喫煙と体重減少を終了するハーブ | ある一定の時期や時間帯に激しい痛みが起こる頭痛です。片側の目の奥が強烈に痛み、同じ側の目や鼻に涙・鼻水・鼻づまりなどの症状が現われます。 |
急性頭痛
脳腫瘍やくも膜下出血など、脳の病気が原因となる頭痛です。このような頭痛はMRIやCTなどの検査で診断できます。
偏頭痛とは
慢性頭痛の代表とされる「偏頭痛」は頭の片側〜こめかみにかけて脈打つように「ズキズキ」「ガンガン」と痛みます。
ひどいときには日常生活が妨げられるほどの痛みや吐き気を伴うとても辛い頭痛です。
そのほとんどが10〜20歳代で発症し、成人の約8%が罹患しているとされています。女性に多く、その数なんと男性の約4倍にも及ぶとか。偏頭痛は一生の病気であり、現在の医学において完全に治すことはできません。
ただし、片頭痛の正しい知識を身に付け、上手に対処することでより快適な日常生活を過ごすことができるようになります。
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偏頭痛の特徴
片頭痛には、ある一定の特徴がみられます。ここでいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 首や肩の凝りを伴うことが多い
- 20〜50歳代の女性に多く、そのほとんどが30歳までに発症している
- 頭の片側〜こめかみにかけて痛み、ひどくなると頭全体に痛みが広がる
- 脈を打つのに合わせてズキズキ、ガンガンと痛み、 頭を振ったり
からだを動かしたりすると痛みがひどくなる - 痛みがピークに達すると、吐き気や嘔吐などの症状が現われる
- 頭痛は月1〜3回程度で、ひとたび起こると4時間〜3日間くらい続く
- 頭痛が起こる前に、何らかの前ぶれ症状がみられる
- 親子間で遺伝することが多い
偏頭痛のパターン
偏頭痛には一連のパターンがあります。ここでは、その典型的なパターンを紹介しましょう。
1. 予兆期
頭が重い、首や肩が凝る、あくびが出る、手足がむくむ、イライラする、妙におなかが空く、などの症状が現われます。
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2. 前兆期
偏頭痛持ちの10〜20%の人が「前ぶれ症状」を訴えます。その95%以上は、目の前にキラキラ光る点やギザギザが見えるという視覚異常(閃輝暗点:せんきあんてん)です。
3. 頭痛期
頭がズキズキ、ガンガンと強く痛み、吐き気や嘔吐などの症状を伴うこともあります。
4. 解決期
吐いてしまうと楽になり、ぐっすり眠ってしまいます。眠りから覚めると、案外スッキリしていることも多いようです。
5. 回復期
ひどい頭痛が去ったあとの翌日などは頭を振ったり、下を向いたりするとまだ少しズキッとした痛みが残っています。
COLUMN:頭痛に悩む人
実は日本人の4人に1人、3,000万人は慢性的な頭痛持ちだといわれています。これは成人だけを見ると、3人に1人の割合です。その中で「緊張型頭痛」が最も多い2,200万人、次いで「偏頭痛」が840万人とされています。中には、偏頭痛と緊張型頭痛を併せ持っている人もいるとか。
しかし、これだけメジャーな病気であるにも関わらず、治療を受けている人はごくわずか。偏頭痛持ちの人で例えれば、その約3割しか受診経験がありません。
生活に支障を来たすほど重い症状の人でさえ、約4割以上が病院へ行かず、ただひたすら痛みに耐えているのが現状です。
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